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バルセロナ行きで、とっつあん坊や駅員に笑われる

駅員に笑われたというのは、

サマータイムのお陰で予定の列車を乗り過ごし、

宿泊所も確保してなかった時のことです。


バルセロナから南フランスの方へ列車で行く予定でしたが、

急遽、予定を変更せざるを得なくなりました。


もう夜になっていたので、列車の中で寝ることができるような

ダイヤをトーマスクックの時刻表で探しました。


バルセロナから出発する列車に乗りこみ、

真夜中にある駅で降りて、

またバルセロナへ向う列車に乗るという行程。


確かに変ですが、寝る場所を確保するためだから仕方ありません。


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             (スペイン  ガウディの作品のある場所で)

 

真夜中に、ある小さな駅にひとり降り立ちました。

この寂しい駅で、またバルセロナへ戻る列車を

しばらく待つことになります。


まだ若い駅員が数人いたので、

バルセロナ行きの列車はいつ来るのか」

と尋ねました。


彼らからすれば、

バルセロナからやって来た人間が

この駅で降り、

またバルセロナへもどるという行為が

奇異に見えたのでしょうか。


GOD1104.jpgこちらから離れたところで

こちらを見ながら

バカにしたようにゲラゲラ笑っているのです。


「バルセロナ、バルセロナ」


という言葉が聞こえて来たので、


バルセロナから来てバルセロナへ行くなんて

ちょっとおかしいんじゃないか」


とでも言っているのでしょうか。


彼らの顔は、まだあどけなさが若干残っているほどの若さ。


たしかに、

「バルセロナからバルセロナへ行く」

というのは変ですが、


大笑いするほど、ウケる内容かしらねえ。


「お箸がころがってもおかしい年頃」は、

日本の若い女性を表現する言葉ですが、

スペインの男の子も同じなのかしらね。


「お箸」ではなく「フォークとナイフ」でしょうけど。


 

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                   (南フランス   祈る天使の像)

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