今回の一人旅で、よく考えると
「ちょっと、恥ずかしいなあ」
と思える失敗(誤解)がありました。
「日本には侍がいる」とか
「日本人の女は皆、芸者」という
一昔前の海外の誤解を笑っていた私ですが、
わたし自身も、外国に対して
勝手な誤解をしていることも多々あります。
笑いかけたり、挨拶をすることはあまりしません。
欧米人は、知らない人でも挨拶し、
声を掛け合うとてもフレンドリーな人たちだと
勝手に思っていました。
実際、初めてヨーロッパを一人旅していて、
道で目があった人が
にっこり笑いかけてくれたことも
1度や2度ではありません。
知らない人でも
挨拶したり、笑いかけたりするのは
当たり前のことなのだと
学習してしまいました。
「郷に入っては郷にしたがえ」
ヨーロッパにいる時は
私もヨーロッパ式にするわ。
(ギリシャ 古代遺跡にて 青い空とのコントラストがキレイ)
ある安宿で、食堂に行く途中、
同じ宿に泊まっているらしい
背の高い外人の若い男の子とすれ違いました。
「ヨーロッパ式にする」ことにした私は
ニッコリ満面の笑みを浮かべながら、
デカ声を張り上げて
「Hi!」
と挨拶しました。
「Hi」
と返してくれたものの、
「クスっ」と笑って、どこかへ行ってしまいました。
「え、何がおかしいのかな、
欧米式の挨拶をマネただけなのに」
とちょっと疑問に思いつつも、
食堂の椅子にドカっと腰を下ろしました。
(イギリス 童話に出てきそうな恐ろしげな木の枝ぶり)
すると、このやりとりを見ていたらしい
親切そうな外国人のオジサンが
私のテーブルの前の席に座って言いました。
「君の故郷のニッポンに、
背の高い金髪の男の子を
ボーイフレンドだといって連れて行ったら、
ご両親は、さぞ驚くことだろう」
という意味のことを。
と、まずオジサンの英語を理解(推理)することに
時間を要しました。
それから、オジサンが言いたかった本当の意味を
知るには数日かかりました。
そして、理解したときには
ちょっと恥ずかしくなりました。
「ええっ、私って、もしかしたら、
逆ナンに間違われたの??」
もちろん、この頃には
「逆ナン」という言葉はまだありませんが・・・。