ヨーロッパを一人旅をしたときの一番の苦労は、
寝る場所を確保するということ。
たまに、運悪く安宿を確保できないこともあります。
その時は、列車で寝たことも何度かありました。
寝台車を利用したこともあり、
その時は2段ベッドの上の方が私のベッドでした。
下からはしごを使って上のベッドへ上ります。
私は下で靴を脱いで、はしごを上っていました。
でも、何って言ったのか言葉がわからなかったので、
そのまま横になっていました。
それから、また階段を上り下りしていたら、
またその人が私に何か言ったのでした。
「?」と
疑問に思いながらも、言葉がわからないので
どうしようもありません。
オジサンの口調は、優しげでしたし、
別に怒っているわけではないようです。
(イタリアは遺跡の宝庫 街全体がまるで博物館のよう・・・)
明け方になって気づいたのですが、
向い側のオジサンは
靴をはいたまま、寝ていたのです。
「ええっ!、それって汚くないですかあ」
と私は驚きましたが、
「もしかしたら、ヨーロッパでは、
寝台車は靴を履いて寝るものなのかしら」
とも考えました。
部屋で靴を脱ぐ習慣は日本独特のものです。
(たぶん・・・)
私がはしごの下で靴を脱いでいたから、
「靴は脱がなくてもいいよ」
と教えてくれていたのかもしれません。
真偽の程はよくわかりませんが、
オジサンが靴を履いたまま寝ていたのは事実ですし、
そんなオジサンから見たら、
2段ベッドの下から、早々と靴を脱ぐ私の姿は
奇妙な行動に見えたかもしれませんね。
すべて想像の域を出ない話ですけどね。
(ヴァチカンのサン・ピエトロ寺院 世界8億人の信者がいるカトリックの総本山)