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占い師 vs. 貧乏旅行女

スペインといったら、フラメンコと闘牛士。

当時の私のスペインのイメージはこのふたつ。

スペインへ行くんだったら、

フラメンコは見たいなあ」 と思っていました。


ガイドブックに観光客にフラメンコ

見せてくれる店が載っていたので、

その店を目指して一人で歩いていました。


PLT4019.jpgすると、いかにもスペイン人(当時の私のイメージでは)

という派手な顔のつくりでメークも服装も派手な

オバサンが、スペイン語まくしたてながら

こちらに近づいてきます。


「スペイン語はわかりません」


ということをスペイン語で言ったり


(「○○語は話せません」とフレーズも

 暗記していました。)


英語で言っても、まったく意に介することなく、

ただ、一方的に話かけてくるのです。


CHR1021.jpg「えっ、何~」


と、こちらが戸惑っていると、

私の手をとり、私の手のひらを指差しながら

ずっとしゃべり続けているのです。


なんとなく、手相を見ているみたいでした。


「いや、わかんないんだってばっ!!」


と、私は手を引っ込めて

めんどくさいんで日本語で言いました。


でも、まったくおかまいなし。


また手をとって一方的にしゃべりまくり、

最後には、なんと


お金を要求してきたのです。


WOK1107.jpg占い料ということでしょう。


オバサンにとっては、

私が占いの内容を理解するかしないかは

どうでもよく、

(理解していない方が都合がいいかもね。)

とにかく、占いの押し売りをしたかったのでしょう。


これは、もうボッタクリの領域。


「NO!!」


「こんなことにお金が払えまっしぇん!!」


強い口調(もち、日本語)で言って、

オバサンの手を振り払って、

走って行きました。


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                (スペインのある街を丘の上から眺める)

 

しばらく、歩いて、おみやげ物屋をのぞいたりして、

目的のフラメンコのショーが見ることができる店に着きました。


田舎なので、とても小さなスペースで、

観光客は小さな椅子に並んで座っています。


私は白人のオジサンの隣にちょこんと座って

フラメンコのショーが始まるのを待っていました。


とすると、音楽の演奏が始まり

きらびやかなドレスを着た女性が数人登場して

フラメンコを踊り始めました。

 


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                   (スペイン名物  フラメンコショー) 

 

と、そのとき、


「ええっ!!」


と私は、心の中で叫びました。


なんと、フラメンコダンサーの中に


さっきの押し売り占い師のオバサンがいたのです。


オバサン、私の存在に気づいたのか、

不自然なほど、目を合わせませんでした。


占い師とダンサーの掛け持ちだったのねぇ。


なんだか、さっきのオバサンが憎めないキャラ

感じてしまいました。

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